2022.02.21

静岡県内の企業で活躍しているグローバル人材インタビュー

2021年9月静岡大学農学部を卒業してチャン ティー クインさんは現在焼津水産化学工業株式会社の開発本部研究開発部調味料開発グループの一員として活躍している。ベトナム北部のハノイからおよそ車で3時間離れたタインホア省で農業を営む家庭で育った。4人の姉妹の3番目のクインさん、先進的な日本の農業についてもっと勉強してきて欲しいと親の要望に応える為日本に留学した。岡山の日本語学校で2年間日本語を学びその後は静岡大学農学部に進学した。ふじのくに留学生就職促進プログラム(SCDP)を通してSIBAを知り、日本で就職したクインさんにインタビューをした。

 

Q1: SIBAのどんなイベントに参加しましたか?

A: 私は大学1年生の時にSCDPの受講を始め、そこでSIBAが実施する企業交流会に参加した。2年生3年生の時も引き続き交流会に参加した。また、夏休みに実施された企業見学ツアーにも参加した。

 

Q2: SIBAの企業交流会や見学ツアーなどに参加して感想を教えてください

A:  交流会を通して県内の色々な企業のこと知り、企業がどんな人材を求めているかを知ることができた。それに自分でも学生の内に準備するものや日本語の能力も磨けるようになった。また、交流会から知った食品企業でアルバイトの経験もできた。

現在働いている職場もSIBAのバスツアーに参加して興味を持ったので応募した。

 

Q3:会社ではどんな仕事をやっていますか?大学で学んだことが活かせていますか?

今の仕事はお客様から調味料の開発依頼書がきたら、原料が在庫してあるか確認し、なかったら注文して試作を行う。できた試作品の味・香りを評価して、塩分などを分析する。上司に確認してもらった後でお客様に評価していただくという仕事をしている。

大学の時は植物の病気について研究していたので、基礎知識が活かせています。また、大学の研究所で使っていた道具や容器は同じものもあったので、勉強したことは役に立っている。

Q4 :後輩の皆さんへのメッセージをお願いします。

大学の就職支援室以外に他の就職支援相談なども積極的に利用してください。

私はエントリーシートを書く時は何を書くか分からなかったので先生や友達に相談して、色々な意見を頂いて書いた。皆さんも悩む時があったら、先生や友達等、だれでもいいので色々な人に聞いて自分で整理してください。悩むことが多いと思いますが、ストレスを貯めずにどんどん解消してください。就職頑張ってください~

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